三味線の演奏旅行のツアーに便乗してニューヨークに行っていた話は、何回かブログでしたのですが、その三味線のライブでとても印象に残ったことがありました。
それは、
”間(ま)”
のこと。
演奏は当然素晴らしかったのだけど、途中のアナウンスで三味線についての説明があり、この”間”についての言及があったのです。アナウンスは全部英語で行われ、その日の三味線奏者の所属している団体や三味線の歴史等々を軽く話をしていたのですが、中でも日本人や日本文化が持っている”間”については、「あ!」と私の心を打ったのでした。
”間”は、マインドフルネス・メディテーションでもよく言われること。Davidが最初の頃よく話していました。
”ma”と。笑
英語にするとSpace。私のこの”Space”って言葉が好きです。
ヨガを教え始めた頃から、
「身体のSpaceを感じよう!」
とよく言っていました。
ヨガは、Space作りの一環だから。
心身のSpaceができることで、余裕ができるし、ヨガの一番の目的である「自分のことを素直に知る。」に繋がるからです。”間”のない行動や思考は、人を惨めなものにしていくんじゃないかとさえ思う最近です。
私は、ヨガを始めた初心者の頃から、このメディテーションにつながっていくSpaceを感じていたのだなと、最近、自分の直感力と行動力に自信を持っています(^^)
ヨガの先生に限らず、すべての人がこの”間”を持って毎日生きていたらいいと思います。さらに、女性の場合、この”間”があることで、女性らしいとても素敵なオーラを纏っていくと思うのです。
”間”とは、陰のグラウンディングがあってこそ実現できるもの。
あなたの日常に、”間”はちゃんとありますか?