パン部の活動のお話は、前回のブログ『人として大事なこと』でしましたが、その時、お友達が言っていたことが心に残っています。
「落ち着くことがしたい。」
この夏からアウトプットよりインプットの時間が増えました。お仕事をしている時間より、お仕事のためのインプットの時間が増えました。コロナのせいでというか、おかげでというか、、、言葉の使い方が難しいですが、ヨガのティーチングは従来通りできなくなったことで、夏くらいよりメディテーションの実践と哲学（チベット仏教）をコツコツと学ぶ時間ができたのです。哲学を学ぶ目的は精神を大人にしていくことですが、人間力が大きくなることで（hopefully!)、未来には、より深くて気づきのエッセンスが詰まった陰ヨガや陽ヨガを教えていけるかなって思います。
陰陽理論とか、チベット仏教とか、そういった叡知に触れると、
落ち着いて、立ち止まる力を身につけること
の大切さをひしひしと感じます。落ち着きのない生活をしていると、1日の陰陽の流れも、1年の陰陽の流れもわからなくなってしまいます。私にも、過去の人生にとても忙しい時期がありましたが、行き過ぎてしまうと、何のために生きているのか、何を持って幸せを感じているのか、何もわからないまま一生が終わってしまう危険性があると思います。
幸い、陰ヨガというヨガに出会い、陰の大切さを学んだことで、行き過ぎには歯止めが効いているようですが、欲を言えば、もうちょっと知的に人生を歩んでいきたいと思います。未熟な人間のまま一生が終わるのは嫌だなと素直に思います。
余裕のある時間をきちんと持って、衣食住をしっかりさせること（そして、しっかり楽しむ！）。それが結論です。そして、もう一つ大事なのは、余裕＝暇、何もしてない、ではないことを理解することです。余裕は、次なるステップアップを生むガソリンのようなものです。つまり、余裕がないとどんなに性能のいい車も走らないということです。
このことに気がついている人が、充実し、満ち足りて、幸せを掴むのだと思います。
ということで、新潟パン部の次回の集まりは、陰ヨガとメディテーション（マインドフルネス）の日になる予定です。