年末の陰ヨガ講座『心と身体を調和する陰ヨガとメディテーション』では、
陰とは?
をまた見ていきます。また?って思うかもだけど、、、笑。でも、実は毎回ちょっとずつエッセンスが違うのに気がついて下さっていると嬉しいです。
中医学的な観点から言うと、休息を取ることとか、落ち着きを持つといった心身の健康維持のための性質に焦点があたりますが、今年、私が一番した「陰」の行動は、
受け取ること
です。
一言で言うと、たくさん勉強しました。たくさんインプットしました。学生に戻ったみたいに、、、というか学生の時以上に(笑。
知識をどんどん吸収してインプットしていくのも陰の行動です。一つひとつ蔵にしまっていくような行動です。コツコツと受け取る陰は、どんどん満ちていく気がしませんか?
陰があるということは、大地のような優しい気持ちや心の大きさや深さを併せ持っているということにも繋がります。
知識をたくさん蓄えるには、集中力が必要です。それは、過度にエネルギーを注ぐのではなく、穏やかで、静かで、落ち着きのある集中力のことです。たくさんの知識を自分の中に蓄えたら、今度は吟味をして、使いこなしていく作業になりますが、これは2022年以降やるべきことになっていくでしょう。
自分の蔵の中に溜まった知識は、いつでもアウトプット可能です。どんどん使いこなしていって、生徒さんにシェアしていく。さらに、経験を積んでいくことで、それをもっと自分のものにしていく作業は、最初の「受け取る」がないと起きないことです。
さらにいうと、その受け取るだけのものに出会えるということも大事だと思うのです。陰=つまり、静けさと落ち着きがないと、その出会いに気がつかずに素通りしている時も。世の中では、それを「運」という人もいますが、シンプルにいうと、気づいているか気づいてないかの違いだけだと思うのです。または、気づける自分でいるか、気づけない自分でいるか。気持ちや意識、心の状態の問題です。
今年最後の「陰とは?」を一緒に考えてみませんか?