陰の理解の深さと洞察力

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人間将棋の次の日に、宝珠山立石寺(山寺)に行ってきました。1000段くらいあるという階段を登ってきました。一段一段登っていくことで煩悩が取れると言われているそうですが、私の煩悩は全然取れなかった気がします(笑。
やはり、日々、瞑想をコツコツと実践しないと、煩悩に気づき、手放していくことはできないようです(^^;

この立石寺は、将棋ストーリーの映画『3月のライオン』の舞台になったお寺です。一番テッペンからの景色がとても気持ちよかったです。山々の美しさと勇ましい姿が感動でした。山は静かにそこに止まり、陰の質を備えていながらも、強さや強靭さを持ち合わせています。こんな精神で生きていきたいなと思います。

陰=穏やかさ、落ち着き、静けさ

ということを陰ヨガを教える際に連呼しています。陰ヨガを深く感じるために、とても大事なエッセンスだからです。陰ヨガを教え始めたことから、ずっとこの言葉で説明しているので、一緒に陰ヨガを学んでいる生徒さんたちは何万回も聞いたかも(笑。

しかし、同じ言葉だとしても、私が伝える時のエネルギー感や陰に対する理解の深さは、どんどん変化をしていると思います。シンプルなその言葉の奥にある本質がどんどん見えてきているからです。
その変化は、洞察力が関係しています。洞察力が養われてくると、ものの見方や感じ方が内側から変化をしてくるのです。

聞いてくださる側も、毎回新鮮な気持ちで聞いてくださる方もいます。言葉というのは、受け取る側の状態によっても変化をします。同じ陰の定義を聞いても、始めの頃と今とで、同じ人もいれば、飽きちゃったという人もいるかもしれません。表面だけの字面だけを取って、理解した気になっているだけでは、本当の陰の意味を、陰ヨガのプラクティスや実生活で感じれません。こちらも洞察力が関係します。

生徒さんの中には、そういった変化を感じ取ってくれている方もいらっしゃって、メールなどで感想やフィードバックをもらったりすることが多々あります。一緒にずっと学んでくれている方は、言葉に出さなくても、以心伝心というか、通じ合っているというか、繋がっているのかな?と思うことあって嬉しい気持ちになります。そんなお互いの阿吽の呼吸のコミュニケーションが存在するから、ヨガのお仕事はやめられないなと感じます(^^)

これからも、陰の本質をもっともっと深めていきたいなと思っています。

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