土曜日に開催する陰ヨガ講座の資料を作っています。
テーマを決めた時に頭の中では構想が既に出来上がっていますが、それを資料に落とし込んだり、たくさんある知識の中で何をフォーカスして伝えるかはいつもギリギリになってます。気の動きとでもいいましょうか、扱う内容と伝える良きタイミングといいましょうか、その時の私の感覚とマッチしたものを最終的に作りあげています。
今回は、「夏バテと食欲不振」をテーマに、土の五行と脾について掘り下げます。特に、今回は、心身の土台となる土の五行なので、心のお話し（五神である意）について触れようと思います。
と、ブログを書いている間に、本番が終わってしまいました（ーー；
時を掴むって難しいけど、ブログ一つとっても、やるべき時にやるべきことを成し遂げるのは大事だなと改めて反省しております。
時を読むこと
または、時を掴むこと
それは、陰陽が教えてくれる大事なメッセージの一つです。特に、陰陽の源である『易経』は、天人地が合う時を教えてくれています。
だから、陰陽理論をベースにする陰ヨガは、静かなアーサナに向き合うことで心身を養い、中医学に則って春夏秋冬に応じたライフスタイルを変化＆実践することを大事にしています。
天は時を表しています。太陽が東から登れば活動をする時、太陽が西に沈んだら休養をとる時。単純明快な答えが自然界にあります。太陽は西からは登らないし、東に沈んだりもしない。自然は、必ず一定の法則で運行しています。だから、その自然の法則に則って生活をしようというのが、ライフスタイルを整えることの基礎となります。
地は場所を表します。適切な時にあっても、適切な場所にいないと始まりません。実は、私、シンガポールにいた数年前にふっと感じたことがありまして、時があってるのに場所があってないと思ったことがありました。思い込みの可能性も否定はできませんが（笑。
とあるチャンスを逃している感じがあったのです。
人は、条件をいいます。状況といってもいいかもしれません。または準備がちゃんと出来ているかということを指すこともあるでしょう。何かを成し遂げたいと思ったら、それなりの努力と準備が必要です。普段からコツコツやることでもあると思いますし、兆しを感じて準備をしておく、そんな努力をすることで、天と地がピタッとあった時にぐーんと物事が進んでいくこともあります。
天人地が揃った時に、世界はブーンと勢いよく変わるんだと思います。大きな世界のことはわかりませんが、少なくとも自分の人生においては、天人地の合致が起きる時に大きな変化があったなと、過去の自分の人生に関しては言えるなと思います。
たかがブログなのですが、されどブログです。
伝えたいことが湧き上がった時、それは旬の時期です。旬の野菜も旬を過ぎると、美味しさのピークを逃してしまうように、物事もその旬な時期にやり遂げることは大切だよね、と改めて思い直しているところです。
ということで、できるだけ旬の時を逃さないようブログも頑張ります！