学ぶということ

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先日、陰ヨガ指導者養成講座修了生の一人からメッセージをもらった時のこと。
大事なことを改めて振り返らせてくれたなと思った出来事だったので、ブログにてシェアしたいと思います。

メッセージの内容は、要約すると、

「もう一度アーサナを見直ししたい。
自分が崩れていると、生徒さんが困っていること戸惑っていることがわからないし、身体の中の感覚的なことを言葉にできないから伝わらないなと感じる。それに、やはりどこか自分の癖がでてしまってもいるので、きちんと見直しをしたい。」

という趣旨のことが書かれていました。実践しているからこそ、出てくるコメントだと感じました。私もすごく共感しますし、修了生が陰ヨガを教えるという実践を通してしてリアルに学んでいる姿に嬉しくなりました。I am proud of you!という気持ちです。

どんな学びも同じですが、机上で学んだことを、いかに日常生活に生かすか、いかに人生にその学びを生かすかということが大切だと思って私はヨガに関っています。特に、私たちが学んでいる陰陽理論(陰ヨガに近づけば中医学)といった哲学や思想といったものは、生かしてなんぼだと感じます。

真の学びとは、教科書を読んで終わり、講義を聞いて終わりではなく、自分の手でコネコネしたり、真っ向から触れてみたり、使ってみたり、感じてみたりすることで少しずつ自分のものにしていくことです。
特に陰ヨガの場合、『陰陽五行で学ぶ陰ヨガ』でご紹介している通り、中医学の知識とともに健康的なライフスタイルを実践することが可能です。

陰ヨガをどんどん理解して、気づきの土台にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私の場合は、自分でプラクティスするだけでなく、ヨガを生徒さんにシェアする、指導するということでもヨガの実践を深めています。
ご存じのとおり、私は、ヨガを学び、シェアするお仕事をしています。ヨガで培ったことを「教える」というフィールドで実践し、その現場の体感を養うことでさらなる気づきがあります。

とは言っても、ティーチングはプラクティスの先にあるものなので、自然なタイミングが来た時に、人に教えてシェアすることをスタートすればいいと思います。自分ひとりでできるものでもないので「教えなくちゃ!」と焦る必要はないです。自分なりの実践方法を見つけてみてください。

10月末から陰ヨガ指導者養成講座〈ベーシック〉がzoomと東京会場にて開催されます。基本「ヨガを教えたい!」と思っている人向けの講座ではありますが、陰ヨガとじっくり向き合ってみたいとか、自分のことを知るツールとして受講してみたいとか、成長を促したいとか、挑戦してみたい!という方に、是非、受講して頂きたいなと思っています。好奇心を持って取り組むことで気づきの視野がどんどん広がるからです。一緒に学んでいきましょう!

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