9月に入ってから、毎週のようにキャンプに行っています。天気と相談して1泊または2泊でいきますが、最後は温泉に行って帰ってきます(^^)
なんでも揃っているホテル滞在と違って、不便を楽しむキャンプです。しかし、何度も体験することで段々とわかってきたのですが、”不便”ということではなく、
人の暮らしの最適さ
がそこにはあるようです。
人の暮らしの最適さとは、不便もなく、無駄もなく、ぴったりということです。多すぎず、かつ少なすぎず、ぴったり。
昨年デビューしたキャンプですが、旦那さんが20年来のベテランキャンパーということもあって、キャンプ道具などが最初からある程度揃っていたこともあり、教わる環境があったことでどんどん私のキャンプがスリムになっています。どちらかというと、いろんな場面を想定してモノをたくさん持ち歩きたい私でしたが、ひとたびフィールドに行くと返ってモノが多いことが邪魔になります。まだまだ洋服が多い気がしますが、ボックスや使うお皿やカトラリーがどんどんシンプルになっていってます。
身の回りのものをシンプルにしていくと、行動もシンプルになります。シンプルさは、効率の良さを自然に生み出してくれます。道具の置き場所を効率よくしたり、食事、片付け、歯磨きなどもすごくシンプルかつ効率よく進みます。心も自然と大らかになっていきます。
ブログにも何度も書いたことのある言葉を思い出しています。
Simple is best
人の暮らしの最適さは、シンプルなところで生まれます。
不要なモノや行動を削ぎ落としていくと、自分のことが見えてくる気がします。まさにマインドフルネス瞑想で思考や思考する癖を、一旦頭の外側へと手放しているように、キャンプフィールドでの行動も不要なモノを手放している感覚になります。
山を見たり、風を感じたり、星に感動したり、焚き火を静かに見たりして、ぼーっとする時間がそこにあります。
ぼーっとしていると表現すると、
”休んでいる=何もしていない=生産性がない”
というように受け取られがちですが、実は、逆のことじゃないかと思うのです。
まさに、陰陽理論につながってくるポイントですが、元気に行動して前進していく力以上に、シンプルに静かに留まり心身を空っぽにする行動は、長い目で見ると、総合的に自分を大きく成長させてくれます。
Simple is best・・・・
なかなか言葉で表現して伝えるのは難しいですが、ヨガもそこを目指しているのだと思っています。少なくとも、私はヨガを通して、このことを伝えていけたらなと思っています。