瞑想講座のレポート報告をします。
瞑想講座〈継続コース〉の最終日でした。最後に、この2年間(入門コースから換算すると2年になります)どうだったか、変わったことは?変わらなかったことは?など感想を頂きました。私が想像していたよりも、皆さんのコメントが厚かった&熱かったので、とても嬉しかったです。私の心が満ち足りた気がしました。
この瞑想講座を通して(特に、入門コースで)感じたことの一つは、瞑想を日常に取り入れるのって、実はそんなに簡単なことではないのかもと思ったことです。日常のどこかを調整して、座る練習を取り入れることは、簡単そうで難しい。「やるぞ!」と、ある意味宣言するように、自分に約束することも必要ですし、忙しい毎日を見直して、実行に移す必要があります。だから、ちょっとした規律を持って生活することも要求されます。流されてしまう人もいるでしょう。
流されないようにするには、ある程度、この練習に対しての信頼も必要ですね。何のために瞑想をするのかを明白にするとともに、このシステムに身を委ねることです。自分の知らないことを受け取るんだという”謙虚さ”を持って、まずは、指導された通りに、座る練習をただやってみることなのです。
1回20分、週5回、ただ座ること。それだけです
個人的には、ヨガを延長だったせいなのか、それほど瞑想に着手することは難しくなかったことから、最初の一歩がこれほど大変なものなのか、ということに気がつかせてもらいました。ただそこにいて感じたことを捉える陰ヨガの成果もあると思います。自分のために自分の時間を静かに持つことが無駄だとは思いません。むしろ、毎日の生活において、とても大事な時間です。この時間がある人生なのか、全くない人生なのか、10年〜20年経つと大きな相違があるでしょう。
座れない人は、何か言い訳している人が多いのも特徴かなと思います。
「忙しい」も言い訳ですし、外側の何かに言い訳を求めて誤魔化してしまうのです。大事なのは、自分の内側のこと。外側で起きていることは座れない理由にはならないのです。それは言い訳です。
言い訳をしている自分に気がついたら、「何故?」を追求してみてください。きっと、そこに、座れない本当の理由が隠されているはず。よく観て、気づいてください。
逆に、座れるようになった人は、どんどん瞑想がその方に浸透している気がしています。ヨガのアーサナのように、パッとわかりやすく目に見えるものは少ないのですが、実は伝わっています。そうです。周りに伝播するのです。まさに、瞑想練習で培われていくものです。語らずとも、アピールせずとも、そこには確実に存在しています。だから、伝わるのです。
今年も5月か6月くらいから、また入門コースと継続コースともに瞑想講座を続ける予定です。瞑想を学び、瞑想を実践しませんか。また、詳細が決まりましたら早めに告知します。