柔軟性をもったヨギであること

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先日、何気なくネットサーフィンをしていて、
たまたまたどり着いた記事に書いてあった言葉。

“Go that way, really fast. If something gets in your way… turn.”

がんがん進め!壁にぶち当たったら、曲がればいいじゃん!的な内容。

人間は、柔軟性を欠くと、それしか見えなくなる。
柔軟性をもつということは、反対側の世界や空間を知ることじゃないかと思います。

私の仕事は、「陰」のコンセプトを伝えることだけど、
それは決して、
「陰がいいから!!陰がベストだから!」
と言ってるわけではないです。

本当の目的は、
「反対側も見れる広い視野と柔軟性を身につけるツールを紹介する」
ということ。

誰でも、自分が深く携わっているもの、最初に好きになって夢中になってきたのもがベストだと信じたいし、そういう信じれるものがひとつ欲しいと思うものです。
ただ、そこには「絶対」という落とし穴が潜んでいることも忘れてはいけないと思う。
「絶対」という概念は、時に自分を縛りつけることになるからです。

「反対」を知ることで、「相対」という概念が追加されますが、
同時に、「変化」というエッセンスがそこに生まれるんだと、
昨日、たまたまジュノスタイルのと講師の1人が私に宛てたメッセージを読んでいて思いました。

陽が溢れるヨガも素晴らしい!!
動いて、汗をかいて、筋肉がキュッてしまる様は、健康の証。
でも、私たちの心身は必ず変化します。
心身が硬くなったら、反対側(陰)が足りない証拠。

陰が深いヨガも素晴らしい!!
静かに内観が深まることで、自分がよりクリアになってくる。
落ち着いた心は、自分だけでなく他人をも癒します。
でも、その蓄えられた気は、いずれ見えるカタチで放出されていくこと(陽)が必要です。

「時間」というものがつくる「変化」は誰もコントロールすることができません。
老化という言葉で説明することもあるし、季節による気候の変化を指すときもあります。
人生の節目とか、運勢とかいうことを語るときもあるでしょう。

でも、反対の概念を知ることで、今までの「絶対」の縛りが解き放たれて、柔軟な自分になれる気がします。「変化」の中で、その時必要なヨガを取りいれているヨギは、どんなことにも成功のポテンシャルをもっている人なんじゃないかと感じます。

壁にぶちあたったら、曲がってみるという柔軟性は、
「変化」を受けいられる人にしかできない技だと思います。

陰を数年追求して来た私の心身は、今少し曲がり角を曲がっているところのような気がします。

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