毎日、笑顔で頑張っているけど、いいこともあればそうじゃないこともあります。スムーズに進んでいることも沢山あるけど、足踏みすることも沢山あります。時に、爆発して、大泣きしてしまうことも。ただ、そんな時こそ、「自分」をより深く知れるなって思います。一瞬、涙が心を覆うベールを流してくれるからです。
アメリカで過ごしていた高校時代。自分のアイデンティティについて深く考えて、悩んだことがありました。まず、私は日本人であること、アジア人であること、そして、女子であること。フルートが吹けること、水泳も得意であること、でも、走るのはダメ・・・・・などと自分を箇条書きにしてみるけど、一体何を自信に、何を軸に生きていったらいいんだろう?って思ったのです。
英語が全く分からずに飛び込んだ・・・というか、飛び込まされた世界。それまで日本では体験したことのない人種差別的なことも経験しました。何故、そこに差別が生まれるの?私のことをどういうカテゴリーに入れてるの?などなど、多感な十代後半に考えた「自分」です。
今、また「自分」というものにぶつかっています。ヨガを仕事にしてから、目の前に降ってきたものを一生懸命やってきました。流れの中で自然でいることの大切さをヨガが教えてくれたからです。自然な「自分」の内側から笑顔が生まれる時、「これでいいんだ!」って確信します。でも、自然な「自分」が心から泣いているときは、違うんだと思います。
少し、時間をかけて取り組んでいきたいことです。
名古屋に向かう途中の新幹線の中で撮った沈む夕日。サンセットは、何だか落ち着いていていいなと思うこの頃。