”今”から逃げない、逃がさない。

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ヨガもマインドフルネスのツールのひとつ。
自分の身体に気づき、呼吸に気づき、そして、マットを離れてから続く気づき。

「座りたい!って思うけど、激しいヨガを練習してきたから、筋力が落ちるのが怖くて陰ヨガをできない。」

先日クラスの後に受けた相談ですが、そういう人は実はたくさんいます。

でも、身体がだるくて座りたいのに、無理して動いてプラクティスするのはどうなのか。そんな相談を受けるとアドバイスさせて頂くのは、

身体の声をまず聞くこと。

ヨガのプラクティスをする時に、「座りたい。寝ころがりたい」と思うようなら、それは身体のサイン。陰ヨガは何もしないというけれど、地味に陰の方向にかなりの刺激があります。関節の柔軟性を高めているし。確かに筋力はつかないけど(目的が違うので)、プラスばかりがいいわけではなく、ちょっと休ませること(マイナス)をしてみたら、さらにプラスが伸びることだってある。できるヨギは、そうやってその時々のバランスを探りながらエンドレスに身体を追求しているのだと思います。

今までのことを急に辞めずに陰ヨガの時間を増やしてみるとかは、どうだろう?同じライフスタイルを続けて行くことは絶対に無理だから(諸行無常です!)、常にファインチューニングは必要です。
何かを変える時、既存のものを捨てるやり方もあるけど、それはそれで続けつつ、新しいものをちょこっと取り入れてみるのもありじゃないかな。そのちょこっとが、次なるバランスを教えてくれて、今にあったバランスを提示してくれると思います。

今日の身体は、明日にはまた変化していて、1日たりとも同じものはないです。そう、物事に100%継続するものはありません。時が進んでいるかぎり、身体は刻々と変化をしています。季節や気候に応じても変化を繰り返します。

だから、今を見て感じるツールが、人には必要なのです。それがマインドフルネス。”今”から逃げない、逃がさないツール。そして、自分に嘘をつかない。身体の声をちゃんと聞くこと。

あなたのヨガは、自分のためのヨガしていますか?

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