ヨガでも、メディテーションでも、大概の哲学は、慈悲や思いやりの心を持つことを目的としています。だから、自分と他人をあれとこれといったように分類したり、分けたりはしないのです。
これがいいとか、あれは悪いとか、これは新しい、あれは古いとかいう概念は、本来は、プラクティスをすることで、手放していくものだし、哲学を勉強すれば自ずと消えていくもの。
排除系っていうのかな?笑。自分以外はダメ!私が正しいの!みたいな感じ。
この考え方は、ヨガの本来の目的に反しているし、私が学んでいるメディテーションの理論であるチベット仏教の教えからは、エゴの増長でしかないのです。そして、そんなことしてたら、自分の幸せなんてやってこないし、周りも笑顔になれないと思います。
いろんな流派があったり、同じ流派でも指導者によってやり方が違ったり、みんな違ってみんないいのです。他人をリスペクトすること、共存することは、とても大切なこと。私たちは決して一人で生きているわけではなく、周りの人たちや社会とともに生きています。マインドフルネスの真髄を理解したら、わかること。ヨガも動きの中のマインドフルネスと言えます。
「ありがとう。」が言えない人もエゴの塊です(これは、実際に、以前ヨガスマイルで私が体験したことですが・・・)。他人を排除することで、自分の存在を確認しようとするのもエゴです。
トランプ大統領が暴れているように、秩序のないものが何でもありな感じで存在していることが多々あります。残念ながら、時々巻き込まれそうになることもありますが、少なくとも、私自身はそうはなりたくない。ヨガもメディテーションも、自分のエゴのためにやってるものではないから。
他へのリスペクトと共存すること。これができない人は、今から学んでいきましょう。