”受け身”は視野を広げる第1歩

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昨日、お風呂に入りながら、

「いつからこの自粛モードな生活してるのかな?」

と振り返ってみてました。私がコロナをすごく意識して生活するようになったのは2月末だったなと。ちょうどTrue Nature Studio(木曜日に陰ヨガクラスを担当していました!)の最後の日だった気がするんだけど、学校一斉休校が出された頃です。

もう半年もこの状況。息抜きもできないまま、不安な状態が続いています。否応なしにライフスタイルの変化を余儀なくされて、まだまだ混沌としてるけど、少しずつ自分の生き方を見直している人も多いと思います。

現に、郊外にマンションを買ったり、賃貸したりして引越しをされている人もいます。思い切って地方に行って、今までやりたいと思っていた仕事のスタイルや生活のスタイルを実現している人もいるでしょう。そんな動きを見てると、生活の質(QOL)を高めることを誰もが一度は考える場面に触れる時に来たのかな、と思います。どんなにお金持ちでも、どんなに権力のある人でも、どんなに優秀な人でも、誰もが生きていれば「幸せになりたい。」と思うはずだから。

陰ヨガに出会ってから、私の暮らしは陰陽(いんよう)で満ちました。活動する時は元気に、逆に休む時はとことん休む。長年実践した結果、それが一番省エネで効率が良くて、そして一番健康でいられる方法だと実感しています。自然の流れに沿った暮らしをすること、緩急をしっかり持つことです。
時に勘違いしてる人がいますが、決してのんびりな生活を送ることを言っているのではなく、深いところでは”時を読むこと”を教えてくれていて、人生の決断の時だけでなく、ビジネスや投資の場面でも大いに生かされることです。

”時を読む力”はとても大事です。では、どうしたら身につくのでしょうか。それは、まず”受け身”を知ることだと思うのです。陰ヨガを通じて、私はずっとずっとこの

”Passiveになる力”

を伝えてきました。まず、自分の足元や環境を知ること。問題があればそれを知ること。受け身になることは、自分の位置と自分を取り巻く周りの空間を捉える力を与えます。

生活様式が変化しつつある昨今、まず、自分の視野を広げることはとても大切なんじゃないかと思うのです。従来の成功体験や固定観念を一旦「自分の過去ファイル」にしまっておいて、新しい眼で観る力を養うことです。

さあ、まず、静かに身体を見つめる時間を作ってみませんか?陰ヨガは心身の健康のみならず、精神の成長がどれだけ幸せになるために大事かを教えてくれます。

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