シンプルな気持ちいい陰ヨガを目指して

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先月から、セミプライベート的に3名のスモールグループで1時間ほどの陰ヨガレッスンをここ新潟でスタートしました。月2回のゆったりペースの陰ヨガですが、3回目にして、かなりの変化を見せている3名の女子グループです。

皆さん「ヨガは初めて」という人たちばかり。年齢は50代です。幾つになっても身体は変わるなって改めて思いました。思い立ったが吉日。コロナ禍で運動不足の方もいると思います。ヨガは心も休まるので、今のご時世にぴったりと思います。これを機に始めてみてはいかがでしょうか。

そのスモールグループのクラスで、

とっても、気持ちいいです。

と、久々に笑顔でシンプルなコメントを頂きました。嬉しかった!ヨガの先生でいてよかった!って思いました。

私の生徒さんは、指導者養成講座をしているせいか、上級者さんだったり陰ヨガの先生になりたい!という方々が多く、もうちょっと専門的なフィードバックだったり、他のヨガとの違いなど、陰ヨガをもっとプロ目線で語る方が多いです。ただ、シンプルに気持ちがいい!というフィードバックは、久々に聞きました。でも、このシンプルなコメントが、とても深く心に残り、初心に帰ることを改めて思い返させてくれました。

自分がプラクティショナーとして初心に帰ることはもちろんのこと、先生としても初心を持ち続けることはとても大切です。知識や経験が増えると複雑なことをしたくなったりしますが、それを越えた先のシンプルさにたどり着くことが、本当のプロフェッショナルなのではないかと思います。

横柄になることなく、天狗になることなく、謙虚な気持ちで学びを継続することです。養成講座を終えたら終わりという人もいますし、課題が終わったら途端にクラスに来なくなる人もいますが、学びは修了証を得たところから始まるのだから、学びを続けなかったら学んでないのと一緒です。

そういう方は、自分で楽しむには全然OKですが、絶対に生徒さんを取って教えたりしないでくださいね。練習しないで教えてる人も巷にいますが、本当にヤメて!って思います。ヨガの価値が下がることもそうですが、生徒さんに対して無責任すぎますから。

話は戻して、シンプルに気持ちのいいクラスができる先生が、これからも必要とされる先生だと思います。そこには、身体の知識、動きに対する技術、教えるスキルも必要ですが、生徒さんを迎え入れる気持ちが一番大事ですね。師匠が崩れていった話は、どこの業界でも聞くことがありますが(笑、先生としての心や精神の成長はとても大事です。特に経験と年齢を重ねれば重ねるほど。

改めて「気持ちがいいな。」と感じられるクラスを、このスモールレッスンを通して実践していきたいと思っています。1時間しかないクラスで、説明も丁寧にするので4〜5つくらいしかポーズができません。特に長くホールドしたらもう時間になってしまいますから。そんな制約のある中で、いかにシンプルなクラスを作るか。シークエンスもしかり、ホールドの時間、声がけのタイミング、呼吸の指導、空気づくり、などなど・・・どれも大事な要素となります。その大事な要素を丁寧に学び、実践して、最後はそれらを融合させてシンプルにしていくこと。

あ!これって、統括していくような、統合していくような、陰のエネルギーの質ですね(^^)v

心と身体がきちんと融合している先生はオーラが違います。そんな先生を目指していきましょう!

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