待つこと=Letting go

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陰ヨガのクラスの中で、
私は、よく「待ちましょう。」という言葉を使います。

「座骨が落ちてくるのを待ちましょう。」
「呼吸が自然に深まるのを待ちましょう。」
など。

ヨガ哲学が教えてくれることのひとつに、
letting goというのがあります。
日本語にすると、執着を棄てるということも当てはまるでしょう。

陰ヨガを教えていて思うのが、多くの人が、結果を急ごうとすること。
もちろん、わたしも例外じゃないと思います。社会の中で仕事をしたり、競争をしていたり、効率よく量をこなしたいというとき。そう、それは陽の時間だからいいのです。

でも、陰の時間は違います。時間をかけて待つことを頑張ります。
身体が硬く、体が開かないからできないのではなくて、
そんな体を判断するココロの反応なのです。

結果を急ぐのは、早くゴールへ行きたいという欲求が起こすココロの反応と行動です。
そこに、ただ、今ある状況に委ねることから自然に始められたら、他のベネフィットを見つけるのだと思います。
そこには、待つことが必要。

待つことができたとき、執着から解き放たれるのだと思います。

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