ヨガは、体が硬いから苦手だ、という人がいます。
そんな人には、いつも
「体が硬いからやるんですよ。」と返答します。
ヨガは、ポーズのカタチをパーフェクトにするものではないから。
アメリカなど西洋にいってヨガしたら、その意味がわかります。
西洋人は、アジア人に比べて体が大きく、さらに硬い方が多いです。
骨格も違うし、骨のつき方など構造も違うから、当然、同じポーズでも違ったカタチに見える。
だけど、違ったカタチに「見える」だけです。
ポーズをとりながら、自分の体に起きていることを観察するということでは、体の硬い柔らかいに限らず、同じことをしています。
日本では、特にモデルさんなど、とても体がキレイで、絵的に癒される女性が先生をされてることが多く、それがゴールと勘違いされやすいですが、ヨガは、ひとりひとりにあるもので、いかに奥深い自分に到達するかということがヨガの醍醐味であるから、表面から見える絵柄やカタチは、ぶっちゃけどうでもいいのです。
目に見えるカタチで評価や判断ができないヨガ。
だから、とっても難しいと思います。
体が硬い方でも、マットの上でとてもヨガに通じてる人もいるし、
柔らかくても、ヨガに通じてない方もいます。
ヨガは、自分のためにあるものです。
これを理解するのは、そんなに簡単じゃないと思うのです。
でも、それを理解したとたん、人生が動き出します。
これは、嘘ではありません。