今日は、立秋です。秋の始まり。
ということは、陰の季節の始まり。陰ヨガを伝えるという仕事をしていることから、陰陽の概念について常に言及することになるのですが、シンプルにいうと、
『バランスの大切さとその方法論』
のことを言っています。
私が、師匠ビクター氏から習った陰ヨガに惚れたのは、その概念からブレない陰ヨガだからです。陰への方向性がすごくわかりやすい陰ヨガです。私は、女性でありアロマセラピストであるという性質からか、ビクター氏と比べて、シークエンスにフローがある陰ヨガに仕上がっていますが、陰へ向う方向性をもった陰ヨガあることには間違いありません。
陰という方向性は、ヨガだけでなく、日常生活の全ての支えとなります。
「陰」とは、休む、回復、チャージ、滋養などの意味があります。その陰の概念を、陰ヨガを使って体と呼吸で感じてみよう!気づいてみよう!というのが、私が伝えている陰ヨガです。
ヨガは、気づきをくれたり、幸せに生きるためのエッセンスを教えてくれるものです。陰ヨガは、敢えてよりシンプルに深く陰の概念にフォーカスすることで、冷静さや落ち着き、感受性を養っていくヨガなのです。大事なものを見逃すことのないように。
だから、陰ヨガを通して成し遂げたいことは、たったひとつ。
陰の概念を伝えること。
決して、陰があるだけで完成するわけではありません。でも、陰がないと完成しないから。
現代社会において、とってもとっても大切なお仕事だと思っています。