たまに、雑誌に掲載して頂くことがあります。今回は、11月中旬発売のYoginiの「新しいヨガと出会う」という欄に、私載っています。是非、ご覧ください。
今回の掲載の時のアンケートに、「師として仰ぐ先生は誰ですか?」という質問がありました。その答えを探すのに、自分のヨガの出会いと歴史をたどってみました。
陰ヨガは確実に、ビクター氏の当時の陰ヨガに魅せられたことは間違いないですが、最近は、陰と陽の融合が起きて、アヌサラ出身者の先生のヨガを学ぶことが多いです。そして、その陰陽の融合は、メディテーションにまで発展してきました。私は、瞑想をDavid Nichtern氏に学んでいます。
7年陰ヨガを教えています。自分の陰をどんどん追求していって、揺るぎない柱である概念が出来上がりました。アロマセラピストでもある私のバックグラウンドから、私の陰ヨガは、一言でいうと、セラピー色豊かな陰です。陰の概念に忠実な陰ヨガ。
陰を深めると、陽がほしくなります。陰と陽があって完全なる調和だからです。でも、私は陰ヨガの中にやっぱり陽の要素を取り入れたくない。何故なら、私の陰ヨガは、陰の極みに到達したいから。
「陰が極まれば、陽に転化する。」
このコンセプトがとても大切だから。
エネルギーは、常に流れていて、時の流れのなかでバランスを取っています。だから、大きな空間と時間の中で陰と陽のバランスを取ることをしていきます。一度に陰と陽を混ぜなくていいのです。それは太極拳でいいかなと。
陰は、シンプルな土台。陽は、色々ファッショナブルに拡散、拡大します。だから、陰では、たくさんのことをしなくていいと思うのです。陰は、静かにグラウンディングすることなのだから。
陰の土台が出来上がった私のヨガの成長は、陽を学ぶことで陰と陽の両側面が深まっています。